同時進行で、10月1日から宇奈月・セレネ美術館にて開催しております
山口哲司作品展のお手伝いをさせていただいていました。
【 山口哲司作品展 —黒部・宇奈月・生地を描く— 】
●開催期間/2015年10月1日(木)〜23日(金)9:00〜17:00
●休館日/無休
http://blog.goo.ne.jp/selene-ze/e/87cac93c8dc167522ac81a1ce259ec8f
黒部の皆様にもご協力いただき、展覧会案内のチラシを
様々なところに置かせていただいたり、
イベントの告知をさせていただいたり。
10月1日のオープニングイベントは、雨にもかかわらず、
たくさんのお客様においでいただきました。(^^
皆様、どうもありがとうございました!
この写真は、司会担当となりました私にかわって、
イラストレーター・中川学さんが撮ってくださったものです。
中川さん、ありがとうございました!
オープニングイベントには、読売新聞社と、あと一社が取材撮影に見えましたが、
その方はイベント終わったときにもういらっしゃらなかったので
「どなたやったんかな?謎やな」って言ってたんですが・・・
\(^O^)/わかりました!
情報をまとめようとネット検索していたら、
「とやまっぷ」というサイトに、詳しいルポを掲載してくださってました。
どうもありがとうございます!
●とやまっぷ
(イベントの様子)
http://www.toyamap.net/sp/selene_museum/blog/20150930.html
(展覧会告知)
http://www.toyamap.net/sp/selene_museum/blog/20151001.html
●読売新聞・山口哲司作品展―黒部・宇奈月・生地を描く―
http://www.yomiuri.co.jp/…/event/g…/20151005-OYTBT50013.html
あと、旅館「延楽」様、黒部峡谷鉄道様も!
●宇奈月温泉 延楽便り(社長の濱田様、お見えくださいました)
http://aruji.enraku.com/blog/?p=1087
●くろてつの会@公式
https://twitter.com/kurotetsunokai/status/649413315794366466
皆様の、あたたかいお心づかいに感謝いたします!
明日は引き続き、山口さんの絵にも描かれている、
カフェ・モーツァルト、立山、生地などを
ご紹介させていただきますね。>^_^<
さて一昨日、
9月以降の「みずたまや」オープン日を決めなければと、
従来の仕事の詳細スケジュールを組んでみたところ、
あまりにもパツパツで、9月10月は全く開けられないことに気づきました。(>_<)
★まことに申し訳ございません。
9月10月、お店はクローズとさせていただきます。m(__)mm(__)m
★そして、11月半ばからは、
きたむらイラストレーション・北村信明さんとお嬢さんの「親子展」を開催いたします。
お店を休みにする間、仕事と並行させ、
こちらをしっかり準備させていただきます!( ̄^ ̄)ゞ
8月6日、暑さに負けず(^^;
回ってきた展覧会。
伺った順に、ご紹介させていただきます。
1.高木清さん油彩画
いつもながら美しい!そして、いつもながら額のセレクトも
何ともいえない良い雰囲気!私が存じ上げてる画家さんの中では、
高木さんの額装はピカイチやと思います。
⚫︎カーサ・ラ・パボーニ(堂島)
http://www.sutv.zaq.ne.jp/pavoni/
展示は一応7日で終わりとなっていますが、お盆くらいまでは、掛けてはるそうです。
2.奈路道程さん絵画
本日8日の、江さんとのトークイベント行きたかったなぁ。
店番だからあきらめたけど。広いギャラリーだから点数多かったです。
⚫︎リーガロイヤルホテル・ギャラリー 8月9日まで
http://www.rihga.co.jp/osaka/culture/gallery/index.html
3.久松ひろこさん、絵画&グッズ
とってもきれいな色の絵と、かわいらしいグッズ。小さなぬいぐるみも!
私、姪と弟の子供へのプレゼントに、絵本のイラストタオル買いましたよ。
⚫︎阪急うめだ本店・10階スーク中央街区4番小屋 8月11日まで
http://www.hankyu-dept.co.jp/…/…/StationeryShop19/00304984/…
4.
菅野翔平さん、絵画&グッズ
動物画とグッズ。缶バッジの四角いのん、おしゃれやったし〜1個買いました。
⚫阪急うめだ本店・10階スーク中央街区5・6番小屋 8月11日まで
久松さんのブースの斜向かいですよ。
5.
加藤泰一さん陶展
磁器の日常器と茶碗、壺など。
⚫︎なんば高島屋6階特選食器売場 8月11日まで
https://www.takashimaya.co.jp/osaka/topics/living.html…
ご本人もまた、すごい猫好き。
にゃんで今回は、今まで画面のあちこちに、こそっと入ってた猫さんが、
ずいぶん存在感を増してます。
ただ「図録に間に合わなかった三毛猫、こいつが可愛いんですよ〜(笑)」と
周吾さんがおっしゃってた三毛猫!ほんまに!にゃんとも〜〜ツボやったんで、
展覧会場は撮影禁止なのですが、高島屋の方にお願いして
大作の部分だけ撮らせてもらいみゃした〜♪=^x^=
他の写真は展覧会用に自費で(!)つくりはった図録から。
花瓶の下には、いつものユニークなお店がオープン。
鶏頭の花の下には雄鳥さんが店番していますよ。
美しいだけでなく想像力をかき立ててくれる楽しい絵。^_^
それがデビューからずっと変わらぬ、田島周吾さんの魅力だと思います。
●7月22日〜8月4日/大阪なんば高島屋6階ギャラリーNEXT
(開館は営業時間内ですが、最終日は16時まで)
★周吾さん在廊は、本日26日と8月1日〜4日です。
★写真は牽牛花とも言われている朝顔。
大正〜昭和初期の子どもたちが、小学校の工作でつくっていた(らしき)帳面から。
昔は、こういう工作で
暦や季節の移り変わりを自然と感じ取れる感性を身につけていたようですね。
帳面8冊、刺繍糸を探しているとき偶然出てきました。
月ごとの季節にちなんだ工作が素朴で好きなので、
これから、みずたまやFbで月初めにアップしていこうと思います。
※梶の葉は、とっても美しい形をしています。ネット検索したら、
いっぱい出てきますよ。>^_^<
ゆっくりしてた女性のお客さま二人。
出はるとき、
「雨、なかなか止みませんねー」て言うたら、
「でも美味しい珈琲、飲めたんで。満足して帰れます」て。
うふ☆うれしいやん。=(^.^)=
しかし、、朝からずっと降ってまんにゃー。
キブン快晴をねらって
昨日ヒマワリ買うたんやけどね。σ(^_^;)
ほんま、癒されますにゃ〜山口さんの「ねことすずめ」。>^_^<
絵も、もちろん楽しみにしてたけど、
今回は、にゃんともかわゆい箱をGetするゾ♪と伺ったら、
猫の箱は最後の1個でした。
すごい人気ー(^^
ともかく手に入ってよかった〜これと朝顔の一筆箋を、
猫好きな東京の歌人・小島弘子さんのお土産にいたしみゃす。
★山口哲司・作品展「ねことすずめ」
展示・販売はギャラリー・センティニアルで。26日までです。
http://www.14thmoon.com/blog/c/centennial.cgi
で、14thmoonの方は何やってんかな?とのぞいたら、
たまたま昨年、見させてもらった刺繍で、
額装は向井理依子さんとのこと。
今回は薄く美しいフレーム。
変わった角度で吊ってあるなぁ・・・とよく見れば、
壁への立てかけ式!
これは目からウロコでした。(^_-)-☆
今年1月に前々から興味のあった
福岡の飯塚(筑豊)を訪れました。
そのとき、旧伊藤伝右衛門邸で展示していたのが
山本作兵衛の炭鉱絵。
ひと目見て「なんや!これは!」
すごい衝撃を受け、
帰ったらすぐ本を買おうと決めたのでした。
「ヤマとは炭鉱のことです。
私が炭鉱の絵を描きはじめたのは昭和33年の5月頃から、
長尾鉱業本社事務所の夜警宿直員をしてやっと糊口をしのいでいました。」
という一文から始まる「山本作兵衛・ヤマの記憶」。
そう、作兵衛さんは元鉱夫。
戦後の朝鮮事変のあと炭鉱はとんでもない不景気に見舞われて、
作兵衛さんは高齢ゆえ、いの一番にクビになり、
それからは夜警の仕事をしていたのでした。
「次々に消えていくヤマの姿を見ていると寂しくて、
せめて自分の孫たちのためにその姿を記録しておきたい」と、
16時間勤務だった仕事の合間に西洋紙にメモをとり始めたそうです。
ただ、学問のない者が文章にしてみても、
くずかごに捨てられればおしまい。絵なら見てくれるかもしれない。
子供の頃から好きだった絵を描いて残そう、と心に決め
明治45年以来、手にしていなかった絵筆をとり描きはじめたのでした。
明治25年生まれの作兵衛さんは、
お父さんも鉱夫をしていたことから、
14歳頃から兄とともに炭鉱に入って働いていました。
いえ、それより前にも、その時代のことですから
小さいうちから親の手伝いは当たり前。
持病があった父を助けて
12歳でツルハシ鍛冶屋の年季奉公に入ったこともありました。
そんな作兵衛さんが描いた、
幼い頃の筑豊の様子や子供たちの遊び、
働き始めてからの炭鉱でのできごと・・・
ページを繰るごとに現れる絵も言葉も、
なんとたくましい。
厳しい。
暴力も当たり前の時代。
生きていくための、その日その日の生業は
女も子供も地下で命がけの石炭堀り。
そして地上に上がって日差しを浴びたときの喜び。
巻末に付いていた
「出炭量最盛時の炭鉱分布図」を見ると、
赤丸で表示された炭鉱は、北は北九州市から
南は飯塚市嘉穂町あたりまでのほとんどを埋め尽くしています。
この赤丸のひとつ一つに、
作兵衛さんが見てきたのと同じような人々の生きざまが、
それぞれの人生があったのだと思うと…
つきなみな言葉やけど、感動をおぼえます。
九州弁で書かれた作兵衛さんのやわらかな言葉に、
力強い絵に、ぜひ触れていただきたいです。